納得行くまで真実を追求するブログ

と言っても、案外簡単に納得しちゃうんですけど

書籍を出版するときの印税って、いったいどうなってるの?

僕は若い頃に街歩きガイドブックを2〜3冊書いたことがあります。書いたといっても編集本ですから、ライターとして参加した、という方が正確です。原稿用紙1枚に付いくらでギャラを貰ってはいサヨナラ。買い取り原稿というやつで、別に私の著作物でもなんでもありませんでした。

 

以来、出版業界とはとんと縁がなかったのですが、そろそろ定年を迎えようかというこの歳になって、ポロリと新書の出版企画が舞い込んできました。ワニブックスという老舗の出版社で、ワニブックスPLUS新書という教養ある真面目な新書シリーズです。僕の著書として上梓してくれるというのだから、喜び勇んで書き始めました。

 

そうですね、お話を頂いたのが去年の10月だったでしょうか。編集者の方とあーだこーだと構成を煮詰め、12月から執筆開始。まる2ヶ月で200ページ書き上げて1月の終わりには提出しました。第一稿は半月ほど社内で検討を加えられた上で、加筆依頼とともに僕の手元に戻ってきました。さらにブラッシュアップして、2月中に再提出しました。池上彰さんが「あとがき」を書いてくださいまして、それも添付しました。

 

3月に入り、装丁用に写真や僕自身のプロフィール詳細も送りました。書籍の発売日は当初から4月8日と決まっていました。僕としては発売日を首を長くして待っているわけです。なにせ人生初の作家デビューです。書籍のテーマは「ニュース」についてのうんちく。メディア論やマスコミュニケーション理論は得意分野でしたから、思う存分書けました。が、やはり読者からの評判が気になります。

 

ああ、待ちどうしいです。そして今頃になって気がついたのですが、印税の契約もまだなされていないのです。もちろん出版社を信頼していますから、そう心配することはないのですが、やはり早く知りたいのが人情。一般的には書籍代金の10パーセント×発行部数が印税になるとのことですが、ケースバイケースでもあるということ。いったいいつ契約すればいいんでしょうね。詳しい人がいたらぜひご教示くださいまし。

 

実はこの本、まだ正式タイトルが決まっていないとのこと。間に合うのか〜?!